次の暗号資産バブルが来た時に備えてADAの利確戦略を整理した。
◆前提
・本記事の内容を決して鵜呑みにせず、自分で考えて自己責任で判断すること
・判断材料の1つとして参考にし、内容を妄信しないこと
◆本記事を書いたきっかけ
以前に書いたADA買い増し戦略の記事の中で次のバブルの最高値時期は2025年9月頃という予想をしており、その流れで次のバブルが来た時に備えて利確戦略を整理するために書いた。
参考ページ
ADA 買い増し戦略 妄想
◆結論
・FIRE射程圏の人
→FIREで勝ち確定の資産に達したら利確
・まだまだ長期ホールド派
→次のバブルで最高値更新しても何もしないのが最適戦略
◆「FIREが確定している資産に達しても、まだまだ上がる可能性があるのに利確するのはもったいないでしょ?」
心理的には利確しづらくなるが、投資の目的を見直すべし。
例えば自分の場合、投資の目的は「経済的に余裕のある生活をしたい」というのがあった。
その目的がある中で、FIREで勝ち確定の資産に達した状況になったタイミングで
①自分にとっての勝ちが確定している状況で利確
②さらにホールドして資産増大を狙う
上記①,②のどちらかの選択を強いられる。自分は①を選択して確実に勝ちを確定した。
ここで②を選んでしまうと、せっかく勝ちが確定しているにも関わらず価格が下がった場合に非常にもったいないことになる。もちろん②を選んでさらなる価格上昇する可能性はあるが、FIREで勝ち確定の状況でやるのはかなり怖い。十分な資産形成ができているにもかかわらず、さらに欲をかいて、さらなる資産増大を狙う理由は明確にあるのか?というのを自身に問うべし。
FIRE勝ち確定の人がさらなる資産増大を狙う場合、ADAを保有している間のリスクをあえて3つ挙げてみる
(1)セキュリティ対策の1発のミスで資産が吹っ飛ぶ
(2)暗号資産市場が伸びなくなる
(3)ADAが競争力を失う
どれも起こる可能性は低いと思っているが、可能性はゼロではないので、考えられるリスクを挙げた。
(1)に関しては、レジャーナノを使ってリカバリーフレーズを安全に管理していれば問題ないが、自己責任の世界だからこそ資産を失う可能性がある(きちんと対策できていればほぼ大丈夫だと思っている)。
(2)に関しては、暗号資産に代わるイノベーションが出たときに市場が伸びなくなる可能性がある(今後20~30年は気にするようなリスクではないと思っている)。
(3)に関しては、画期的なイーサリアムキラーのプロジェクトが出てきたらADAの価格が上がらなくなる可能性がある(勢いのあるプロジェクトは出てくると思うが、今までの流れと同じように結局ADAが勝ち残り続けると思っている)。
こうやって書くとADAに関して悲観的に見えてしまうが決してそんなことはない。考えられるリスクを挙げているだけ。ただしADAを保有していることは、これらのリスクを抱えているのを決して忘れないこと。
FIRE射程圏の人は、どこまでの価格になったら勝ち確定なのかを事前に明確にしておくと、いざ次のバブルがきて価格が高騰しても落ち着いて対処することができるはず
◆経験の複利
FIRE射程圏の人に伝えたいことの補足ではあるが、FIREしたい人は、できるなら早くしてしまった方が良いと思っている。
理由としては、経験の複利を回せるため。複利の話は保有資産の増大で例えることがあるが、経験も複利で回せるという考え方を持つのが非常に重要。
例えば、FIREでできた時間で、筋トレ、勉強、美容整形、美容医療、モテるための活動、などを早くスタートすれば、その経験値を生かしながら今後の人生を過ごすことができる。
実際に自分は、1年前にFIREしてからいろいろ経験値を増やせた。会社員で働いていた場合、8時間×5日で40時間(+αで通勤や残業時間など)あるが、FIREすることで一気に自分の時間を増やすことができる。さらに会社員生活でのストレスや人間関係で精神が削られることがないので、自分のポテンシャルを存分に発揮することができる。
2021年9月にFIREしてから、筋トレ、美容、勉強、思考する時間など、自分が優先したいことに多くの時間を使うことができた。深く考えて勉強したり調べる時間ができたことでブログ記事にまとめてある通り、多くの知識が身についた。
この1年の経験をさらに今後の人生で複利で回せると考えたら、資産増大以上に経験の複利によって凄まじいリターンが得られるはず。
早くFIREすればいろいろ経験する時間が増えることで、経験による複利を増大することができる
◆「長期ホールド派だけど、次のバブルの最高値で一旦売って、安いところで買い直すのが良いんじゃないの?」
それはやらない方が良い。
もちろんタラレバの話をすれば、1番高いところで売って、安いところで買い直すというのができれば理想だが、それは超上級のトレーダーでないと難しい。
「良いタイミングで売ってやろう!」という考えは、今後長期的にADAが伸びない可能性を予想しているということ。何もせずにステーキング報酬だけもらいながら、今後のさらなる成長に期待してホールドするのがオススメ。
結局ADAで大きな利益を出そうと、何かカッコよさそうなうまいトレードをやろうとした人で、うまくいっている人を見たことがない。おそらく前回のバブルでみんなが盛り上がっているときにADAを買い増ししてしまったり、下落で不安になって売ってしまったりしているはず。
結論、まだまだADAを長期ホールド派の人は次のバブルがきても「何もしない」という選択を取るべし
◆「FIRE射程圏の人は良いけど、長期ホールド派はいつ売れば良いの?」
結論は、お金が必要なタイミングで利確すればOK。
何か自己投資で勉強したり経験したり遊んだりしたいときにADAを売却すれば良い。この辺りの自己投資のときの売却については、以前考えをまとめていたので参考にしてほしい。
参考ページ
暗号資産 自己投資のための売却判断
自分の保有しているADAについては、基本ホールドしつつ、上記の考えを元に利確している。
先日、ICL費用や住民税の現金を確保するためにADAを利確をした。
ちなみに以前書いた買い増し戦略の内容の通りにADAを買い増しできた場合も、基本はホールドしつつ、必要なタイミングで利確をするつもり。バブルでの価格高騰は特に気にするつもりはない。
長期ホールド派の人はもしFIREできる資産まで達しなくても、明確な売却タイミングなどを気にせずホールドして、自己投資や遊びに必要な分があればその度に利確すればOK。これだけでも何も投資をしてこなかった人よりリッチな生活ができる。
長期的に伸びていくと思っている銘柄を売るということは経済的メリットを超える優先事項があるということ。ADAによる資産増大より優先することがあるなら、ADAを利確して人生を豊かにするための投資をする方がトータルで幸せにつながると思う
◆今回の結論に到達するまでの思考プロセス
シンプルな結論ではあるが、かなり考え抜いた上で今回の結論を出した。
過去の記事で今回の結論に到達するまでの思考材料を書いているので気になった人は読んでみてほしい。
参考ページ
ADA 含み益 想定を超えた人 備忘録
ADA 結果や振り返りなど
暗号資産 保有 デメリット
利確後の上昇が気になってしまう件
【続】利確後の上昇が気になってしまう件
ここまでいろいろまとめたが、今後考えが変わる可能性はもちろんある。
本記事の冒頭にも書いたが、今回の内容を決して鵜呑みにしないこと。暗号資産の市場、ADAの状況は常に変化していく。
大きな資産の利確であれば、決して他人に思考を預けず、自分の頭で考えて自己責任で判断すること。
以上。