暗号資産 自己投資 売却判断

自己投資をするための資金を暗号資産から売却するかの判断について、考えたことをまとめた。


◆前提
年齢、資産状況、自己投資の目的、暗号資産投資の目的、によって判断は変わってくる。

今回書いていることは1つの事例にすぎず、自己投資する考え方の参考として読むこと。


◆結論
やりたいことに対する自己投資の費用合計を計算する。
自己投資をした未来と暗号資産をホールドしたままのリターンを比較する。
比較した結果、自己投資をした方が良いなら暗号資産を売却する。


◆自分の状況
・年齢
20代後半

・資産状況
インデックスのみで生活費+αを確保できている。その他に暗号資産を保有(主にADA)している。

・自己投資の目的
モテたい、筋トレなどの運動を楽しみたい、健康でありたい

・暗号資産投資の目的
株式市場に対するリスクヘッジ、さらなる資産増大、自己投資分の確保

・自己投資の予算
計400万円。パーソナルトレーニングジム、キックボクシングジム、ICL(眼内コンタクトレンズ)、二重埋没、美肌治療、アートメイクなど。


◆自己投資と暗号資産のリターンに対する考え
自己投資をした未来と暗号資産をホールドしたままのリターンを比較する。

暗号資産のリターンについてはADAを例に考えてみる。暗号資産の市場はビットコイン半減期によって、上昇と下落を繰り返しており、ADAは2回経験している。

1回目のピーク 2018年1月 125円
2回目のピーク 2021年9月 326円

参考:CoinMarketCap

1回目のピークから2021年2月に125円に戻ったので、ピークから価格が戻った期間は3年と1ヵ月。

仮に2回目のピークから次に326円に戻るのも3年と1ヵ月で同じ期間だとすると、2024年10月に326円まで戻る予定。

ということは、現在117円である2022年4月から、2024年10月の326円まで戻ってくると予想すると、2年と6カ月で約2.8倍になるということ。

一旦ここでは自己投資との話をわかりやすくするために、「ADAは3年後に3倍になる」と仮定。

そうなると、(税金については一旦考えないとして)自分がモテるために使いたい自己投資の費用が400万円とした場合、

①400万円を自己投資して3年の間にモテるようになる。ADAの3倍のリターンは得られない。
②3年後に3倍のリターンで1200万円になる。男としての魅力が上がらない。

この2つどっちが良いかを比較して判断するべき。自分自身は資産や年齢を考慮すると①が良いと判断した。


◆「自己投資の予算を400万円としたら、ADAの残りはどうするの?」
インデックスファンドでの4%定率取り崩し分による生活費+αと自己投資予算の400万円があれば、今の自分のやりたいことができると思っているので、

残りのADAは引き続きホールドし、他にやりたいことができたときの資金として活用する予定。

ADAはこれからも伸びていくと思うので売却の判断が難しいが、何かお金を使ってやりたいことがあるときは、今回のように「自己投資をした未来と暗号資産をホールドしたままのリターンを比較する」ことで判断していく。


以上。