暗号資産 保有 デメリット

◆前提
これからビットコインやADAは伸びるとは思っているが、「暗号資産にはこんなデメリットや危険性がある」というのを認識しておくために書いている。決して暗号資産の未来に悲観的というわけではない。自分は運よく利益が出ているタイミングで利確できたが、デメリットを理解した上で保有しておくべきだったという反省を込めている


◆セキュリティ
1回のミスで全額が吹き飛ぶ可能性がある。復元フレーズを詐欺師に教えてしまったり、紛失してしまったりすると資産を取り出せなくなってしまう。


◆バブル崩壊リスク
ビットコインは一部の投資家が大量のBTCを保有している。ブロックチェーンにはメッセージを書き込むこともできるので、大量保有者同士が結託して一気に売却して暴落させることも可能。

バブルというのは弾けてからでないとバブルだったとわからないので今の状況がいつ暴落してもおかしくない可能性があることは想定しておく必要がある。

ADAに関してはIOHKや財団が大量のADAを保有しているが今までの理念や実績的に大量売却して暴落させるのは彼ら自身にデメリットの方が大きいと思うのでADAに関してはその点は大丈夫かと思う。とはいえ良くも悪くも暗号資産市場はビットコインに連動しているから、ビットコインの暴落に引っ張られる可能性は考慮すべし。

参考ページ
ビットコイン、約4割を1000人の「クジラ」が保有か-売買で結託の恐れ


◆投機的に参加している人が多い
書籍「ウォール街のランダムウォーカー」に書かれていた文が印象的で暗号資産の怖さを示していた。

ビットコインや他の暗号資産に投資する人々の大半は、値上がりが続くことに賭けるゲームをプレイしているにすぎない。このゲームに早い段階で参戦したプレイヤーの多くは、膨大な儲けを手にしたに違いない。

暗号資産は自分が買った価格より高く売りつけることで利益を得るような構造になっている。

「投機バブルはかなりの期間持続するかもしれないが、やがて破綻して大部分の参加者は身を亡ぼす」という歴史の教訓は、ここでも当てはまる。バブルの根底にしっかりしたテクノロジーがあるのは事実だとしても、そのことが投資家の資産の安全性を保証することにはならないのだ。

チューリップバブルのような結末になる可能性があるというのは考慮すべきかもしれない。

バフェット氏が暗号資産を痛烈に批判していたのを頭に入れておくべき。

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ただ、バフェット氏はアマゾンやグーグルの成長を予期できなかったということもあり、必ずしも暗号資産が悪い結末を迎えるわけではない。ここで伝えたいことは、暗号資産が暴落して価値がほとんどなくなる可能性を頭に入れながら保有しておくべきということ。

参考ページ
バフェット氏:仮想通貨、悪い結末を迎えるのは確実

バフェット氏の右腕、株式「バブルの兆候」 ビットコイン保有せず

バフェット陣営が再度ビットコインを痛烈批判:「糞の取引」「殺鼠剤の二乗」


◆通貨としての価値
価格の上下幅が大きすぎるので通貨として使用するにはあまりにも使いづらい。この点に関してはADAをガチホしていた時にかなり気にしていた。保有者が多くなってくれば安定してくるのかどうかが注目ポイントかと思う。


◆大半の投資家が上がると思い始めてきている感がある

自分がADAを集中的に購入したのは、プレセールの時期と大幅下落後の2円~5円の時期。このときは大半の方が、「ADAは詐欺」「暗号資産には可能性がない、終わった」という空気感だった。

TwitterやYouTubeでADAを話題にしている人はほとんどおらず、大幅下落時に買い増しを推奨しても買う人はほぼ皆無だったし、「こいつ何なん、ADAについて熱く発信しちゃってww」みたいな感じだったのをよく覚えている。

だが現在のADAは、コミュニティが活発的だし、有名なユーチューバーの方がADAを勧めたりしている。市場が希望に満ちあふれている今の状況が正直怖いと思っている。


以上。