インデックスファンド 学び方 順番

「インデックスファンドについて知りたいけど、どうやって学べば良いかわからない」という方向けの記事。

インデックスファンドの結論は、「全世界株式インデックスファンドであるeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に投資する」というシンプルなものだが、長期的に保有するためにはインデックスファンドを理解し、投資家自身が納得している必要がある。


◆まずは動画から学ぶ
書籍も良いが、動画により目と耳から学ぶことで負担を少なく、インデックスファンドの概要をつかむことができる。

以前、このページでも書いていたが、↓の順番に動画を見ていくのがオススメ。

【超初心者向け】インデックス投資の始め方!メリットやデメリットもあわせて解説

【徹底比較】インデックスファンドとアクティブファンドの違いは?初心者向けにどっちがおすすめか解説

【徹底比較】楽天VTとeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)はどっちがおすすめ?実質コストや利回りを比べてみた

【お金の授業総まとめ①】計16冊のお金の本を読み込んだ中田の結論は?

お金の授業総まとめ②】中田の結論は米国株「○○○」を一括購入
※オリラジの中田さんはこの動画で「S&P500」をオススメしているが鵜呑みにしないこと


◆書籍

※2022年10月14日追記
・【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術
 これだけ読めばOKと言えるくらい素晴らしい書籍

要約動画はコチラ
※※※

動画である程度概要をつかんだら、次は書籍で学ぶ。内容が難しい書籍があるので、カンタンで取りかかりやすい書籍から読むのが良いかと思う。以下はオススメの読む順番

【33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由】
なぜ経済全体に投資するのがいいのかという点について、シンプルでわかりやすく書かれている。

【お金は寝かせて増やしなさい】
インデックスファンド歴15年の経験がある水瀬(みなせ)ケンイチさんの著書。暴落を経験しているため、暴落時に保有を続けるための考え方が非常に参考になる。暴落時の心構えを読むでも十分の価値がある

【臆病者のための株入門】
現代ファイナンス理論的にインデックスファンドが有効であることを理解できる。※読んでいる途中でファイナンス理論が理解しづらければ、別書籍「投資と金融がわかりたい人のためのファイナス理論入門」のCAPMのページを読むと理解しやすくなる。

【なぜ投資のプロはサルに負けるのか】
タイトル通り、プロの投資家が素人に勝てないというのがよくわかる内容になっている。

【最強の早期リタイア術】
ぶっちゃけ4%ルールの箇所だけ読めばOK。※両学長がこちらの動画(12:13~)で話しているように利回りシールドの考え方は危険

【父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え】
ドルコスト平均法に対する反論のページだけ読めばOK。これを読んだことで、ドルコスト平均法ではなく一括投資の優位性を理解し、ADA利確時にまとまった資金を一括投資することができた。

【投資の大原則】
インデックスファンドの2大巨頭であるチャールズエリス氏とバートンマルキール氏の共著。全世界株式のインデックスファンドをオススメしている点が心強い

【敗者のゲーム】
チャールズエリス氏の著書。インデックスファンドに対する確信を強めるための書籍である。これを読むと機関投資家に勝つ気力が失せるため、「個人投資家はインデックスファンドやるしかないじゃん」という気持ちになる

とりあえず上記書籍を読めば、納得してインデックスファンドを保有することができる。
※さらに確信を強めたい人は、バートンマルキール氏の「ウォール街のランダムウォーカー」とジョンボーグル氏の「インデックスファンドは勝者のゲーム」もオススメ


◆インデックスファンドを学んだ後の注意点
上記で紹介した書籍をすべて読み、インデックスファンドを学ぶことで万能感に包まれる感覚になる。そうなると、個別株投資や仮想通貨投資をしている人、そもそも投資をしていない人に対してバカにしたような考えが生まれてしまうことがある。

しかし、他人の投資スタンスや考えを批判するのは非常に愚かな行為なので絶対にやらないこと。人それぞれの考えや価値観があるのにインデックスファンドを押し付けるのはただのウザいヤツである。


以上。