プレセール時から保有していたADAを半分以上利確し、一旦ADAの投資に区切りがついたので、結果や振り返りなどをまとめた
◆結果
プレセール時から資産500倍以上達成。
保有ADAを60%ほど売却。売却単価は138円
税引後資産を全世界株式インデックスファンドであるeMAXIS Slim 全世界株式オール・カントリー(以下、オルカン)に投資した。
※税金分は決済用預金に保管
参考ページ
インデックスファンド 学び 備忘録
【例】
プレセールに20万円投資
→500倍でADAが1億円
→4,000万円は保有で6,000万円を利確
→3,000万円を税金確保で3,000万円をオルカンに投資
※あくまでこんな感じで利確したという例
上場前から500倍を期待していたみたい
◆購入時期
・2016年8月
プレセール第2期。
取得単価0.24円で複数口を購入。
・2019年10月~2020円3月
16万ADAを買い増し。
取得単価は3.5円/ADA。
+児玉社長から1万ADAプレゼント
◆購入理由
・プレセール
チャールズホスキンソン氏がイーサリアムとビットシェアーズの創業者という実績を知り、どれくらい上がるかはわからないが少なくとも詐欺ではないと判断して購入。プレセール当時は「ADAは詐欺」「IOHKは開発してない」「情弱の日本人しか買わない」と言われていた。
・買い増し
いろいろ材料が出ているにも関わらず大幅下落していた為、購入した。当時の下落が暗号資産市場全体の低迷だったし、ADAのポテンシャルが脅かされているわけではなかった。ピークの150円くらいから大幅に下落しており、市場が絶望していた時期。恐怖がありながらもADAのポテンシャルを感じていたので購入できた
2~3円代の下落時に買い増し推奨していた動画
2020年3月13日の動画 ※1:42~
2020年3月21日の動画 ※1:46~
以下、2ちゃんの有名なADAについてのコピペ。プレセール時の内容はほぼ合ってる。
下いったらいいねん
持ってる奴は揺るがない
どんどん下がれ暴落しろ笑プレで買ったやつらの
耐性半端ないからな詐欺といわれる
一年延期
上場されない
ニュースこない
情報もこない
売り煽ってた本尊
プロジェクト終了
音信不通
売ることも買うこともできない
ウォレットすらない
ブロックチェーンかどうかも不明
ニュースだけ流れるけど
本当なのかわからない
日本の会社閉鎖
途中で他の通貨が暴騰
20倍30倍
数百万、数千万投資したのに
このあり様
詐欺と言われる
スキャムと言われる
実は怪しい日本人が介入してる
実際ADAの名で詐欺まがいの販売が横行こういうの
全部耐えてるからな
ここで半分に暴落しようが
痛くもなんともない
◆売却理由
インデックスファンドという、理論的にすばらしい投資先を知ったというのが大きな理由。安心して大きい資産を保有するための投資先がないかどうかは何となく考えていたところ、インデックスファンドを知ることができた
参考ページ
インデックスファンド 学び 備忘録
また、このページに書いていた計算を自分で実施し、十分な含み益が出ていると判断したため。確かにこれからADAが伸びていく可能性もあるが、暗号資産市場全体が暴落するリスクもあり、確実に戻ってくるとは限らない。だからこそ、すでに十分な含み益が出ている状態で一旦利確しておきたかった。
◆反省点1 利確タイミングを明確に決めてなかった
運良く戻ってきたからいいが、2018年に暗号資産市場が暴落したあとに価格が回復するとは限らなかった。きちんと出口を決めていたら2017年末で利確して、あの時点からインデックスファンドに投資ができていたかもしれない。
◆反省点2 お金に対する知識が欠けすぎていた
ADA上場後から含み益がバンバン出たことで「自分って投資案件を見る目があるんじゃないか?」という盛大な勘違いを起こしたことでアホみたいな投資案件にお金を突っこんでしまっていた。
参考ページ
保有通貨や投資案件 備忘録
◆反省点3 手持ちの全ADAが吹き飛ぶ&人生終了レベルの課税になる可能性があった
ADAを利確せずに不動産を購入することで節税ができるという案件が2件あったが、どちらも消息不明という結果になっていた。これら2つの案件に注目し、投資しようと検討していたのでホントに危なかった。
しかもこれらの案件を見送ったのは、ADAの売却益によるキャピタルゲインとステーキング報酬によるインカムゲインの方が儲かる、という理由であり、これらの不動産案件が怪しい案件というのを疑っておらず、非常に危ない状況だった。
もし、ADAのまま詐欺不動産案件にぶっ込んでたら、元々保有していたADAがゼロになる&購入分が課税されてしまう。仮にADA1億円分の不動産案件だったら、不動産は手に入らずに5,500万円の課税により人生終了レベルの課税がかかっていたところだった
◆この結果は運が良かっただけと言える理由一覧
・泉さんの塾に入ってガッツリ洗脳されてなかったら買えなかった
・そもそもまともなリテラシーがあれば、高額塾なんかに入らなかった
・きちんと投資の勉強をしていたら明らかに危険すぎて買えなかった
・ICO投資は95%以上は失敗に終わっている
・2017年末のバブルで利確していたら、当時の知識的に詐欺案件に資金を突っ込んで溶かしていた可能性があった
・2018年からの大幅下落後でも10倍以上は含み益が出ていたため、これで十分と感じて利確していた可能性があった
・2021年になってから、2017年末の水準まで価格が戻るとは限らなかった
以上により、運が良かっただけだと解釈して調子に乗らないようにすべし
◆「ADAはまだ上がるポテンシャルを秘めているのに利確してよかったのか?」
今後ADAが爆上げすることでもう少しホールドしておけばよかったと思う可能性は大いにある(ADAはもう1段階どこかで爆上げすると予想している)。
しかし、それ以上にきちんとリスク分散して堅実なオルカンに投資し、着実な収入を得たいという思いがあった。暗号資産市場が今後も安全で堅調な成長をするとは言い切れない。ビットコインやADAが大幅に下落するリスクは当然ある。いつまでも「まだまだ上がる。これからが本番。今までとは勢いが違う」などと考えているのは非常に危険と思った。
ADAに限らず暗号資産市場は、「自分が安く買って、他の人に高く売りつけることで儲かりたい」、悪い言い方をすると「自分は他の人より賢く、自分よりバカに高く売って儲かりたい」と考えている投機家が多い(投機が悪いと言っているわけではない)。
だからこそ、チューリップバブルと同じように「このあたりで利益確定するために売却しようかな」と考えている人が一斉に出た場合、一気に暴落してしまう。暗号資産市場はこのようなリスクが常にあるのを怖いと感じた。
また、プレセールやピーク後の暴落で絶望していた時期と今を比べると、ADAコミュニティは希望に満ち溢れている。正直この状況が怖い。
プレセール時にADAを購入したときは「こんなの詐欺だし上場しても上がるわけない」と周りからバカだと思われ、今回ADAを売却したことで「どう考えてもこれから上がるのにもったいない」と大半のADAホルダーにバカにされても、それでオッケーと考えている
◆「インデックスファンドの方向性はどうするのか?」
定率4%で毎年引き出していく予定。仮にインデックスファンドが大幅な下落をした場合は、インデックスファンドはそのまま保有してADAから引き出すつもり。
参考動画
第122回 【インデックス出口戦略】貯めた資産を最高効率で活用する「4%ルール」について解説【株式投資編】
◆「株式市場が高騰しているタイミングでインデックスファンドに一括投資してよかったのか?」
長期で株式市場が成長していくことに期待しており、仮に一括投資後に暴落がきても気持ちの準備はできている。
書籍「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」に書かれていたドルコスト平均法に対する反論を読んだことで、一括でインデックスファンドに投資することを決めた。
長期株式投資は常に今が買い時。
参考動画
米国株投資はいつ始めればいいの?
また、リーマンショック時に株価が半分以上暴落した後の回復には5年かかっており、そのレベルの暴落がきても本来インデックスから取り崩す予定だった分をADAから取り崩す予定だから特に気にしていない。もしADAも同時に暴落していたら、そのときは仕方ないと割り切れるし、今のところ仕事を辞めるつもりはないから生活には支障なし。ちなみに投資分のインデックスファンドは20%の暴落までは想定収入の切り崩しができるため許容範囲である。
◆今後のADAに対するスタンス
まだADAをプレセール複数口分は保有しており、カルダノプロジェクト自体は引き続き応援していく。
ERC20コンバーターが正式実装され、多くのDappsがイーサリアムからカルダノに移行されることに強く期待している。それが達成されるまでは保有し、その後の状況を見て売却するかホールドするかを判断する予定。
以上。
※2022年11月25日追記※
まとまった現金が一気に入ると内臓が痛くなるので注意すること