楽天証券→SBI証券 移管 手続き


◆結論
積立投資をしておらず、楽天証券にインデックスファンドなどの投資信託を保有している場合は、SBI証券に移管する。


◆「クレジットカードで積立投資をやっている場合はどうした方がいい?」

シミュレーション動画を参考に、楽天証券のままか、SBI証券に移管するかを判断すること。

参考動画
【楽天カード投資とSBI投信マイレージ】SBI証券に移管するか徹底検証
【2022年版】変更ちょっと待った!SBI証券と楽天証券どちらが得か徹底シミュレーション|SBI証券のお得な3つのこと
【2022年】つみたてNISAは楽天証券よりSBI証券で始めるべき?両者のポイント還元を比較してみた


◆「そもそも投資信託の移管ってなに?」

保有している投資信託をそっくりそのまま別の金融機関に移す、これを「移管」といいます。

引用:【今の金融機関→別の金融機関へ】投資信託を移管するメリットを解説



◆「なんで移管した方が良いの?」
投資信託の残高に対するポイント付与がSBI証券の方が条件が良いため。

楽天証券はかなり改悪された。

引用:【超改悪】楽天証券での投資信託の毎月ポイント付与が廃止!SBI証券を使うべきかも検証してみた ※6:10~7:01

※2022年1月9日追記※
SBI証券のポイント還元率が年0.042%に変更された
引用:一部銘柄の「投信マイレージ」の付与率変更に関するお知らせ
※※※

もし、SBI証券に1億円分の投資信託を保有している場合、42,000円分のTポイント(もしくはPontaポイント)がもらえる。楽天証券ではポイントがゼロなので、積立をせずに投資信託を保有している人は、SBI証券に移管するべし。

しかも、SBI証券の投信お引越しプログラムによって、楽天証券での出庫手数料3,300円(1銘柄あたり)がキャッシュバックされる。

参考ページ
【投資信託移管入庫手数料はSBIが全額負担!】投信お引越しプログラム!


◆「移管するデメリットはなに?」
手続きがめんどくさい。
でもポイント付与のメリットを得るためにも、めんどくさくてもやった方がいい


◆「楽天証券からSBI証券に移管したいんだけど、やり方はどこに書いてある?」
楽天証券からの出庫
※以前までは、「投信口座振替依頼書」を郵送してもらう必要があったが、最近になって楽天証券のページから印刷できるようになった

SBI証券への入庫


◆投資信託の移管についてSBI証券に問い合わせたこと


「移管したら保有分は一旦売却扱いになる?」
売却扱いにならず、SBI証券に移管することができる。


「NISA口座も他と同じように移管できる?」
できない。移管できるのは課税口座(一般口座or特定口座)である。

NISA口座の商品を移管する場合、楽天証券の課税口座に移した後、課税口座扱いでSBI証券に移管することになる。また、一般NISA口座から課税口座へ移された商品は、制度上、NISA口座へ移すことはできないとのこと


◆「楽天証券のNISA口座に保有している分もSBI証券のポイントをもらうために、楽天証券のNISA口座→楽天証券の課税口座→SBI証券の課税口座の流れで移管した方がいい?」
NISA口座の分は移管しない方が良い。

確かに保有ポイントはSBI証券ではもらえるが、NISA口座を課税口座に移管してしまうと、そもそもNISAのメリットである売却益の非課税が使えなくなってしまう。

すでにNISA口座を開設して投資信託に投資している場合は、非課税期間(一般NISA→5年、つみたてNISA→20年)が終わるまではNISA口座のまま保有しておくべし。


以上。


※2022年3月29日追記※

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