◆前提
この備忘録で伝えたい趣旨は「価格が高騰しても冷静になって慌てず、きちんと考えて行動しよう」ということ。ここで書いている想定は一例にすぎない。買い煽りもしてなければ、売り煽りもするつもりはない。
◆「ADAで十分な含み益が出たが、想定をはるかに超えてしまい、利確するタイミングがわからない。今後の方向性を整理できない」
・まずは下記2点を明確にする
①毎月必要な生活費
②毎月心が余裕や幸福を感じる分の収入
①については、エクセルや家計簿にまとめて明確にすること。
②については何も考えていないとほしいと感じる収入は拡大し続けるので、自分が何に幸せを感じるのか、何を大切にしているのかを明確にすること。
両学長の価値観マップを作成するのがオススメ。これをやらないと自分の中の価値観が定まらず、資産が1億,3億,10億と増えていっても「まだまだ上がるから利確するのはもったいない」と思って、いつまでも利確ができなくなってしまう。
参考動画
第26回 人生の羅針盤(価値観マップ)を作ろう!作り方解説【人生論】
・次に残り寿命を考える
ADAを利確して、税引き後の資産を切り崩して残りの寿命を迎えられそうならそのまま使ってOK。最近は人間の寿命が延びてきているから、老後破産には注意すべき。余裕を持った見積もりをすること。
税引き後でもまだ寿命が残るなら資産運用を検討すべき。全世界株式インデックスファンドであるeMAXIS Slim 全世界株式オール・カントリー(以下、オルカン)がオススメ。億り人でも、1億を利確→税引後で4,500万なのでこれだけで切り崩して生きるなら年間300万円でも15年で資産が尽きてしまう。それよりは4%ルールを活用して資産を切り崩さずに生活するのが得策かと思う。
参考ページ
インデックスファンド 学び 備忘録
参考動画
第165回 【資産所得で生きていく】4%ルールを成功させるための秘訣3選【株式投資編】
・利確する額を明確にする
例:ADAで5億円分の資産がある方の場合
毎月の生活費:20万
毎月心が余裕や幸福を感じる分の収入:30万
計:月50万の収入があればOK
月50万×12=600万をオルカンの資産運用による収入で4%ルールを活用して生活するのを想定すると(税金は考慮しない)
600万 × 25 = 1億5000万 ※4%ルールで必要な資産を算出
1億5000万 ÷ 0.45 =約3億3000万 ※税引き前の利確分を算出
よって3億3000万円分のADAを利確すれば4%ルールで生活できる。
残りの1億7000万円分は、ADAの未来に期待して保有してもいいし、自分がやりたいことに使ってもOK。個人的には楽しみを残すためにも、残り分のADAはイーサリアムやビットコインを抜かすまでは保有しておくのが良いかと思う。
・もう少し余裕を持たせたい場合
オルカン投資をスタートした直後に株式市場が暴落することを想定すると、
暴落が回復する平均年数は5年なので、5年分の生活費を賄えるADAを確保しておくのも1つの手。
参考動画
第99回 投資初心者が絶対に知っておくべき「暴落の歴史」とその対策【株式投資編】
◆「まだADAが伸びるポテンシャルあるしガチホしておいた方がいいのでは?」
おっしゃる通り。
とはいえ、生活費や余裕を感じる収入を計算した上でオルカン4%ルールを活用して早期リタイアやセミリタイアができる人は、しても良いかと思う。
プレセール参加者は130円/ADAの時点で資産が500倍にもなっている。今まで応援してきたわけだし、ここで利確をしたところで誰かに責められるわけではない。これだけのラッキーに恵まれてこれ以上何を求める必要があるのかを考える必要がある。
個人的には、必要額をオルカンにし、ADAはデジタルゴールドとして資産保全目的で保有しておく予定。もちろんADAがさらなる爆上げをしてくれるに越したことはない(そうなるとも思っている)が、のんびりと応援しつつ経過を見ていこうと思っている
◆「確かに爆益になっているけど、必要な資産額には達していない。いつまでADAをガチホするべき?」
なぜADAをガチホしているのかを明確にすること。それにより、いつまでガチホするかを自身で把握する必要がある。
何円までガチホするかと考えるよりは、カルダノ財団やIOHKに対して何を期待しているのかを明確にして、それが達成されるまでガチホが良いかと思う。
例えば自分の場合は、カルダノのERC20からの移行に強く期待しているので、それが達成されるまではADAを保有しておく予定。
以上。