ADA長者を狙う詐欺師のパターン

ADAが高騰したことで、多額の資産を狙う詐欺師が出てくることが予想できるため、ADA長者に対して詐欺師がどんなパターンで攻めてくるのか想定してみた。

どうしても資産が増えると気持ちが高揚し、普段より正常な判断ができなくなる。あとから聞けば、「いや、どう考えても詐欺でしょ笑」と思えるような内容でも、正常な判断ができないときには詐欺師にダマされてしまうので注意が必要である


◆節税詐欺
現在、仮想通貨の儲けは雑所得のため、4,000万円以上の利益が出ると55%が税金で取られてしまう。せっかくの含み益を税金で失いたくないという個人につけこんで

「特別な節税スキームを伝授します」
「ステーキングプールでゴニョゴニョすれば無税です」
「ADAを利確せずに〇〇を購入すれば税金はかかりません」

という詐欺業者が現れてくるはず。国税庁の資料に書かれていない=課税回避、というわけではないので注意が必要。

自分自身、2017年末のバブルで大量の含み益があるときに、ADAのまま利確せずに節税するための不動産を買えると謳っていたセミナーに参加したことがある。セミナー終了後、講師に対してこれは税務ルール的にどうなのか?と聞いたところ、「仮想通貨を利確しないまま購入するのは国税のルールに書いてないから大丈夫ですよ」という旨で回答がきた。しかし、後日仮想通貨の購入時は課税になるというルールが発表されていたのを知ったので講師の話を鵜呑みにしていたら多額の課税で人生が終了していた。なので、国税庁の資料に書いていないことをやれば節税できるというわけではない。ホントに注意すべき。

節税詐欺にダマされてしまうと含み益が吹き飛ぶだけでなく、ADAをどこかしらに送金したタイミングで課税。そして、資産がゼロになる&人生終了レベルの課税のダブルパンチで悲惨な末路を辿ることになる。

下記の動画で元国税調査官の方が説明しているように、

「合法的な節税です」
「国税庁OBが顧問にいます」
「税務署もOKと言っています」

という嘘の説明をしてダマしてくる業者もいる。よくわからない業者による節税セミナーは要注意。節税でウマい話はないというのを肝に銘じる必要がある

※※※ADA長者必見の動画※※※
騙された人続出!【最悪の節税詐欺事件】あなたにとっても、これは他人事ではない・・・


◆銀行や証券会社の投資商品
こちらは詐欺師ではないが、金融機関の商品には注意が必要。ADAを利確した後に、数千万以上が口座に入ると営業電話がかかってくるので、スルーしておくのが賢明。

提案される商品は買った瞬間から損でスタートする商品ばかりで、年間の維持手数料だけでも2~3%かかってくる。

どうしても銀行に相談することで安心したくなる気持ちがあるが、銀行の投資商品を買うくらいなら、ネット証券でオルカンを買う方がはるかに安全で確実なリターンを得られる。

銀行や証券会社で提案される商品には一切手を出さないこと。

参考ページ
大手銀行 投資商品 備忘録


◆月利〇〇%系の詐欺案件
「月利10%確定案件」
「紹介することでさらに報酬UP」
「ADAで増やした資産をさらに増やしましょう」

2018年にこのような案件が大量に出てきたが生き残っているものは聞いたことがない。冷静に考えれば詐欺であることがわかるのに、2017年末の仮想通貨バブルで盛り上がって資産が増えたことで気分が高揚してダマされてしまった人が多いはず。そして2021年も同様に、仮想通貨長者を狙った詐欺案件が出てくることが予想される。

【人から紹介されるウマい儲け話には一切手を出さない】

これを心に刻んでおくこと。


◆役立ち情報で信頼させてから詐欺商品への誘導
noteやブログで情報発信し、ADA保有者から信頼を得たあとに、詐欺的な商品を売ってくる業者がいるかもしれない。また、オンラインサロンなどを開催し、グループで囲ってから怪しい商品を売ってくるかもしれない。

自分を含め、どんな発信者に対しても用心深く情報を得る必要がある。情報を得るときは「なぜこの情報を発信しているのか?」「発信者の狙いは何なのか?」という疑いの目を常に持つこと。決して誰にも妄信せず、自分の頭で考えるのをやめないこと。


以上。