レジャーナノ 復元可能チェック

レジャーナノで暗号資産を保管している状態で相続が発生した時に、残った家族がレジャーナノ、リカバリーフレーズ、PINコードの重要度を認識してもらうために、復元可能チェック用のフローチャートを作成した


◆レジャーナノの復元可能チェック

ここでのポイントとしては、もちろんリカバリーフレーズを厳重に保管しておくことが第一だが、初期設定済みのレジャーナノを複数用意しておくことは、相続対策とセルフゴックス対策につながるということ。

レジャーナノの初期設定を完了させておけば、万が一リカバリーフレーズを紛失しても、PINコードがあれば資産を動かせるし、相続のときに家族が初期設定から進めなくて済む。

相続対策とセルフゴックス対策のために初期設定が完了したレジャーナノを複数の場所に保管しておくべし


◆「レジャーナノが初期設定済みかどうかはどうやって確認すれば良い?」
レジャーナノが初期設定済みかの判断は、パソコンにレジャーナノを繋げて確かめる。

パソコンを繋げてから、

「Enter PIN」という表示なら初期設定済み


「Welcome・・・」という表示なら初期設定前の状態である。



◆暗号資産が盗まれてしまうかチェック
現在、家族が暗号資産を日本円に出金するまでの手順を作成しており、手続きでわからないことがあったときのために問い合わせや相談する人リストを載せている。

その際に相談する人に暗号資産を盗まれてしまわないためのフローチャートも作成した。

暗号資産を数年以上前から触ってきた人なら当たり前のことだが、いきなり相続が発生したときに残った家族は、リカバリーフレーズやPINコードの関係性などを理解するのは難しいはず。

上記のフローチャートを作成したが、とにかく「リカバリーフレーズとPINコードを教えない」「レジャーナノを渡さない」ということをきちんと伝えておけばOKだと思う。

どうしても自分の大切な資産を家族に残したいあまり、説明が長くなりがちだが、できる限りシンプルに伝えることで必要なことを共有していくべし。


以上。