二重埋没 表と裏留め どっち?

二重埋没で糸玉を裏で留める施術をやろうとしていたが、調べていると裏留めにリスクがあるとのことだったので、さらにいろいろ調べた


◆前提
・そもそも整形に興味ない人は読む必要ない
・二重埋没について書いているので、二重切開を考えている人は読む必要ない
・二重埋没のリスクについて調べている人用の記事


◆二重埋没の基礎知識キーワード
・糸を留める場所
瞼板法か挙筋法

・糸の結び目
表留め(皮ふ側)か裏留め(結膜側)

・糸の留め方
線留めか点留め

この辺りのキーワードについて知らない状態で二重埋没を受けるのは相当ヤバいので、知らない人はYouTubeで「二重 挙筋法」「二重 裏留め」などで検索して調べること


◆やろうとしていた二重埋没の施術
クリニック:大手
糸を留める場所:挙筋法
糸の結び目:裏留め(結膜側)
糸の留め方:3線留め
施術名:大手特有のキラキラネーム

やろうとした理由
・医師のインスタの症例がきれい
・クリニック内の他の先生やナースなどから選ばれている
・埋没の施術件数が1万を超えている

Twitterでは「大手でキラキラネームはNG!」という意見があるが、その点については1万件以上の経験がある医師で、症例が綺麗だったので大丈夫かと思っていた。

しかし、いろいろ調べていると、裏留めの埋没は、糸の結び目が裏側にくることでリスクがあるという点がTwitterで話題になっていたのが気になり、施術を踏みとどまった


◆裏留め埋没 反対意見
・結び目の場所は表側一択
・某大手で学んだ医師が、別の某大手に持ち込んで自称改良を加え、それを最高額の施術とした。腫れない、直後から化粧可能と全国で広めた
・さらに独立組が裏留めをするようになった、という経緯がある
参考ツイート

・挙筋腱膜後面とミューラー筋の間に結び目があって、抜糸時にこれらの組織を痛めるからオススメしない
参考ツイート

・結び目の多くは挙筋腱膜とミューラー筋の間にある。抜糸時には、裏から抜糸するならミューラー筋に穴が開く。表から抜糸なら挙筋腱膜に穴が開く。どちらを選んでも傷つく組織は大事な組織です
参考ツイート

・抜糸が難易度高いけど、確かに慣れれば比較的容易に可能な事は100歩譲ってOK
・結び目がミュラー筋に瘢痕を形成すること、抜糸時にミュラー筋を傷付けることなどはやはり安易に受けるべき方法でない理由の1つとして挙げられる
参考ツイート

・どんな埋没法でも数年経ったら抜糸は難しい
・1年くらいなら患者の要望があれば抜糸できる方法であるべき
・奥に埋め込みすぎる、裏留め、複雑な方法などは抜糸困難なリスクあり
・埋没法はトラブル時に抜糸してやり直せることが重要なので、抜糸できない方法はNG。
参考ツイート

・ミュラー筋への影響を忘れてはいけない
・開瞼失行、眼瞼痙攣への悪影響が心配されますが、これは解明されたとは言えない問題
・しっかりと相談に乗ってくれる担当医であれば、裏留めに対する不安も軽くなるので、選択肢に上げて良いと思う
・良いことばかり宣伝される場合は、一旦引いて、よく考えてから決める姿勢も美容外科には大切
参考ツイート

・強く締めすぎた挙筋法だと、眼瞼下垂や眼瞼痙攣になるリスクがあるが、表留めだと抜糸をすればほとんど治る
・裏留めだと、糸玉を入れるときにミュラー筋と挙筋腱膜を傷つけることで眼瞼痙攣になる可能性がある
・埋没して日が浅いときは表留めでも裏留めでも目につっぱり感などが出るが、これは二重に目が慣れていないだけなので眼瞼痙攣ではない
・無症状での抜糸はリスクがある
参考記事


◆裏留め埋没 賛成意見
・裏留めを批判する医師は裏留め埋没をやっていない
・未熟な医師が裏留め埋没をするべきでない
・抜糸は、裏留め埋没をしている医師なら難しくない
・裏留めというより、挙筋法のリスクとして、頭痛、肩こり、眼瞼痙攣が起こる可能性はある
参考ツイート

・s南以外で裏留め埋没をして、ミュラー筋にまで食い込んだ症例を経験したことがある
・s南で問題なまで食い込んでる症例は見たことない
・他院が真似をして開発した類似法なので食い込んでしまっている可能性がある
・適切に処置すれば大丈夫
参考ツイート

・裏留めは、ちゃんとした医師がやるなら良い施術
・裏留めは、一定の経験と技術が必要
・抜糸の難しさについて指摘をよく耳にするが実際にやってみたら容易に抜糸が可能
・表と裏のどちらでも下手な医師がやれば結果は悲惨
参考ツイート


◆挙筋法について
【デメリット】
・挙筋法のデメリットとして、非常に少ない確率だが、施術後に眼瞼痙攣が出る可能性がある。埋没法の糸がミュラー筋の中にある神経に影響するからと考えられている。それは施術から20年や30年経過して発症することもある
・挙筋法を行っている美容外科医の友人の話では、「挙筋法の施術後に痙攣がでた症例を経験したことがない」とのことで、確率としては非常に少ないのは事実だと思う
・しかし、信州大学医学部形成外科の教授の松尾清先生(現『松尾形成外科・眼瞼クリニック』院長)のクリニックでは、埋没法の術後に眼瞼痙攣を発症して治療に来る方々がいる。挙筋法を行った方の100~300人に一人ぐらいの低い確率かもしれないが、実際に患者さんが全国から来ていた
参考記事

【メリット】
・解剖学的な二重に近い
・腫れにくい
・抜糸もしやすい
・全切開時にやりやすい
・眼瞼痙攣の合併症は極極稀
参考ツイート

その他
・挙筋法と瞼板法のどちらが正解というのはない。どちらも大差ない
・その医師にとって結果がいい方がベスト
・瞼板法のリスク→糸が眼球に触れやすい、瞼板が変形する、取れやすい
・挙筋法のリスク→眼瞼痙攣する、眼瞼下垂になる、取れやすい
参考ツイート


◆抜糸について
・埋没法の幅変更、やり直しでは、同じ幅か、幅を広くする場合は前の糸の抜糸は不要
・幅を狭くする場合は抜糸が必要
・無症状なら抜糸せず、一生瞼に入れておいていい
・二重が消えても入れっぱなしでいい
・無茶な抜糸手術の方が瞼への様々な後遺症が起こり得る
・抜糸が必須なのは「糸露出時」「糸感染時」「幅を狭くするとき」「不定愁訴の原因に糸が考えられる時の診断的抜糸」のみ
(参考ツイート 


◆眼瞼痙攣(がんけんけいれん)や障害リスクについて
・軽度の眼瞼下垂症のある方に埋没法はちょっと危険
・軽度の眼瞼下垂症の症状により瞼がぱっちりと開かないと言った状況で埋没法を行うと眼瞼の痙攣を発症する方がいる
・腱膜性眼瞼下垂症が悪化することや埋没法によって筋肉に糸が埋め込まれてしまう事によって痙攣が発症する症例が少なからず存在することが最近の研究でわかってきている
参考記事

・障害を起こす原因の1つは適応の間違い
・眼瞼下垂があったり元々目力が弱い人には、挙筋法をしてはいけない
・埋没をしてはいけない人に適応を間違えて手術すると障害が起きると思う
・挙筋法は、どこの層にどういう風に糸を通して、どれくらいの結び加減で結ぶか、っていうのが大事。手技がちゃんとできる医師にやってもらえたかどうか。これが障害が起こるリスク
参考動画 ※3:19~4:12)


◆自分の考え
裏留めについては、明確に100%危険!という感じではないが、眼瞼痙攣のリスクがわからない以上はムリしてやらず、表留めの埋没で二重が長持ちする施術が堅実かと思った。

ここで大事なのは「大手でキラキラネームだから絶対にやめた方がいい!」ではなく、「裏留めのリスクがわからないからやめておく」というスタンスだということ。わからない以上は、裏留めを大きく否定するわけでもないし、表留め大賛成という感じでもない。

この記事を書いているときには、二重埋没のカウンセリングに行ってきたので、そのときのことはまた別の記事で書こうと思う。


以上。


【追記】
裏留めを否定していた医師の考えが変わっていた。
・裏留めの抜糸は数年以内ならある程度可能であり、結膜側抜糸に慣れてる医師であれば容易
・ちゃんと高い確率で抜糸ができる方法でやってくれる医師にお願いした方が良い
・やる人次第
(参考ポスト①ポスト②