不動産売却 備忘録

将来、親族が不動産を相続して売却する予定のため、その準備のために勉強したり、調べたことをまとめた。まだどのように売却するかは確定できておらず、今後のための備忘録とする


◆「不動産売却の基礎や概要を勉強するにはどうすればいい?」
YouTube動画と書籍がオススメ

YouTubeは、下記2つの動画を必ず見ること。無料だがこれを見ておくだけで大きく損をするリスクを減らせるので、超有料級である。

【両学長】家やマンション、不動産を高く売る方法
【もふもふ不動産】不動産を高く売る売却方法のコツを解説。売る前に知っておきたい基礎知識を不動産投資家が解説

オススメ書籍
①初めてでも損をしない不動産売却のヒケツ
②不動産屋が嫌がることをすれば不動産売買はすべてうまくいく!

①で基礎知識を体系的に学び、②で実践的な知識を学べる。

特に②の方はKindle Unlimitedで0円、通常316円と安いが、元不動産屋の人が内情を暴露した内容で非常に役に立つ。ページ数は少ないが、不動産売却のリアルな実践知識を学ぶことができる。

基礎知識やポイント
・一般媒介契約と専任媒介契約について
・複数社による査定で相場価格を理解する
・担当者は宅地建物取引士を取得している人を指名する
・専任媒介契約からの囲い込みによる両手仲介はヤバい
・レインズで他社広告掲載可にしているかどうかを確認する
・測量や解体の業者は自分で調べて相見積もりをして探す
・カンタンな登記書類は司法書士に任せず、自分で作成する


◆「基礎知識を一通り理解したとして、結局どの会社と媒介契約すればいい?」
正直まだ決まっていないが、今のところREDSという会社が良いと思っている。

下記にいろいろ調べて気になった会社をまとめた。

どの会社と契約するにしろ、とにかく避けることは「専任媒介契約による囲い込みで不動産を安売りしてしまう」こと。これはNG行動なので、1番に注意していく


◆REDS
https://www.reds.co.jp/

【特徴】
仲介手数料半額。
宅地建物取引士より上位資格の宅建マイスターの資格者が揃っている。
ベテランで担当者のレベルが高いイメージ。
担当者ごとの口コミがあり、指名できる。
Googleの口コミが好評。
契約は専任媒介契約のみ。
レインズで他社広告掲載可で販売。
両手仲介を狙わず、囲い込みをしない。

専任媒介契約のみだが、レインズで他社広告掲載可にすることで囲い込みを狙っていないところに好感が持てる。もちろん他社も同じようにレインズで他社広告掲載可による販売活動ができるが、「REDSは囲い込みをしない」という評判によって、広告掲載を積極的にしようという会社が多く出てきて、物件情報を広めやすい。

また、担当者紹介ページを見ると、各担当者ごとに口コミがあって指名できるのが良い。ほとんどの会社は担当者ごとの口コミなどないので、REDS担当者のレベルの高さに自信があることが伺える。

担当者は「宅地建物取引士より上位資格である宅建マイスター保有者」かつ「口コミが多い」という条件の人を指名し、オンライン面談をしたが、ムリな営業をしてこないし、物件の懸念点を伝えてもらったり、良い意味で不動産営業っぽくなかったのでよかった


◆ミライアス
https://miraias.co.jp/

ここも上記のREDSと同様に囲い込みをしない片手仲介狙いの会社。専任媒介のみではないので、一般媒介契約で複数社で販売活動をする場合は、こことも契約するかと思う。ただ、担当者レベルはREDSには及ばない印象。設立が2018年なのでまだ歴史が浅いのも気になる


◆イエツグ
https://ietsugu.co.jp/

仲介手数料が定額(201,190円)の会社。手数料が非常に安い。しかも売却後の確定申告の無料代行があり、不動産売却の費用を安く抑えたい人はアリかもしれない。設立は2018年なので歴史は浅い。担当者を信頼でき、トラブルなく取引ができると確信できれば依頼するのはアリ。自分はそこに確信が持てなかったので、今のところ候補には入っていない


◆HowMa
https://www.how-ma.com/

一般媒介契約で最大6社と一括契約できるサービス。普通の会社は媒介契約を1社ごとになるが、まとめて契約でき、メッセージもHowMaサービス上で一括管理できる。

ちなみに一括契約については特許取得済とのこと。

専任媒介契約で物件を囲い込まれるくらいならこのサービスを利用した方が良いが、一括契約できる会社を利用者側から選べず、担当者も誰になるのかわからないのが懸念点なので自分は候補から外している。


◆不動産売買についての無料相談窓口
不動産会社や買主に理不尽な対応をされたら、下記の無料相談窓口を利用するのがオススメ。

・区役所や市役所の区民相談室
弁護士ドットコム
ココナラ法律相談
不動産ドットコム
東京都住宅政策本部
宅建協会
不動産適正取引推進機構
不動産流通推進センター

何か理不尽なことをされたタイミングで、「それでは宅建協会や推進機構の専門家に確認しますね」とメールや電話で伝えてから相談すれば、相手側は舐めたことをやりづらくなるはず。


以上。