2016年8月に初めてADAに投資してから4年以上が経過し、暗号資産の相場から学んだことを備忘録的に記録していく。
◆投資は自己責任
誰の紹介で買おうが、誰かに煽られようが、投資はすべて自己責任。買ったり売ったりするのは最終的には自分の判断である。損が出ても言い訳をせず、自分の負けを認めるべし
◆価格予想は占いにすぎない
なんちゃら投資アナリストやなんちゃら経済評論家、暗号資産ユーチューバーなどがいろんな価格予想をしているが気にしないこと。全然当たらないし、それで売買判断をするのは非常に愚かな行為。
とはいえ、占い程度に楽しみするのは良いかと思う
◆トレードで勝っている人は一部の投資家
明確な統計をしているわけではないから確かではないが、Twitterを見ていても保有している銘柄を次々に波乗りしながら勝った投資家はほとんどいない。自分が保有している通貨とは別の通貨が上がっていると乗りかえたくなるのが投資家心理だが、課税ルール的にも得策な戦略ではない。
(暗号資産トレードで大勝ちしたのはニシノカズさんくらいかと思う)
◆暗号資産で勝った人は運がいいだけ
今まで暗号資産は未成熟な市場だったし、早めに買っている人はほとんどが儲かっている。後から参加した人からすると「早く買っていた人は先見の明があったんだ!」みたいに思うからも知れないが、暗号資産を買ったきっかけなんてただのラッキーにすぎない。
別に今まで投資したこともなければ綿密な銘柄分析なんてしたことはない。たまたま情報商材屋が紹介しているものを買ったり、暗号資産インフルエンサーが煽っていたのを買えたりしただけであって、投資の実力があるわけではない
◆第2のADAは現れない
2018年には「第2のADAの再来」「これはADAを超える」など言われている通貨やプロジェクトが数々あったが、何一つADAを超えないどころかまともに存続しているプロジェクトはない。このキャッチコピーで釣ってくる案件はろくなものがない
◆市場が絶望しているときがチャンス
大半の投資家は価格が下落すると意気消沈し、どんどん撤退していく。自分がポテンシャルを感じている通貨なら、下落のタイミングをチャンスと捉えて買い増しをしていくべき。
だが、Twitterやコミュニティを見ると、「上がった時は盛大に盛り上がり、下がった時は不平不満をぶちまける」という投資の鉄則からはかけ離れた世界になっている。暴落中にパニックになって売り、暴騰中に慌てて買ってしまうというのがほとんどの投資家の行動。
暗号資産が盛り上がると、市場から置いていかれる恐怖が原因で、高騰につられて買ってしまう投資家が多い。「自分よりバカな投資家に高く売って儲ければいい」と考えて買うと結局自分がバカな投資家になってしまうのが市場の怖さ
◆SNSには詐欺師がたくさんいる
「月利〇%案件」「秘密のグループへ招待」「あなたにだけこっそり教えます」「師匠を紹介します」等々、いろんな甘い言葉で詐欺師は情弱から金を搾取してくる。SNSでアカウントを持っているだけの一般人においしい話が回ってくるわけがない。
【他人が紹介してきた投資案件にはお金を出さない】
この鉄則を守れば、DMでの勧誘にダマされず、変なグループに入ったりせず、怪しい師匠に会ったりせず、自分の大切なお金を守ることができる
◆誰にも妄信すべきではない
暗号資産で大勝ちしている人や影響力のある人の発信は、どうしても信じたくなるが自分の頭で考えるのをやめないこと。暗号資産で儲かっている人は99%以上が運が良かっただけ。
自分が発信している内容についても同様に妄信すべきではない。たまたまADAをプレセールで買えて、運よく良いタイミングで利確できて儲かっただけ。TwitterやコミュニティにいるADAのプレセール参加者は儲かっているので凄そうに見えるが、自分も含めほとんどが素人投資家なので大したことはない。
何か情報を発信している人に対して「なぜ発信しているのか?」「何を意図しているのか?」という疑問を常に持ちながら情報を受け取ること。
以上。